a brilliant donut

医療を中心とした、話題を。いつか、どこかで、誰かの役にたてば幸いです。

就任と赴任と着任の違い

赴任 任地へ赴く :動作を示す:≒go 着任 任地に着く・任務に就く:新しい場所に到着する・役割を担う: ≒arrive,assume 就任 上位職に就く :着任を修飾した言い回し 例文) (元の職場で) ◯◯に赴任することになりました。赴任先は△△にあります。着任後、…

おしょくじは コースりょうりの じゅんばんで

血糖値は、食事により上昇します 食事は主に三大栄養素である、炭水化物・脂質・タンパク質からなります 食後の血糖上昇を抑える1つの方法として”食事の順番の工夫”がいわれています ①野菜を先に摂取すると食後の血糖上昇が抑制される(JCBN54:7-11,2014,Dia…

〜バイタルサインは生命徴候である②時間を考慮した評価の順序〜

・バイタルサインに国際的な定義はない(2017.2現在) ・バイタルサインは一般的に、4つの基本と第5、第6があるといわれる ・診療においては時間的猶予も考えて、バイタルサインを評価する ・呼吸→循環→意識→体温 (JATECTMにおけるABCDEアプローチ) それで…

〜バイタルサインは生命徴候である①感覚を身につける〜

バイタルサインは生命徴候 バイタルサインが不安定な場合は命の危険が迫っているため、早急に対応する必要があるという”感覚”が大事 しばしば、聞かれるこの言葉 「バイタルは?」 「まず、バイタルサインをチェックしよう!」 果たして、バイタルサインとは…

~診療は常に同じ流れで対応できる②思考プロセスの転換~

○診断名→病態→症状→所見→治療のアプローチはあくまで診断がついてから ○まずは診断をつけるために症状所見へアプローチ ○診断がついたら、疾患に対して詳細にアプローチ ○そのそれぞれの段階で適宜、治療が必要になる さて、以前は診療に対するアプローチの…

〜緊急度(Acuity)と重症度(Severity)〜

〜まとめ〜 ・緊急度は ”時間的” 概念である → 緊急度が高いほど、急ぐ! ・重症度は ”予後的” 概念である → 重症度が高いほど、予後が不良である ・緊急度と重症度は異なる概念であるが、オーバーラップすることがある (例)緊急度が高く、重症度が高い。緊…

ブログと知的財産権

ブログを綴る上で、重要なのが知的財産権です 今回、ブログを始めるにあたり調べましたので、簡潔にまとめてみました 〜まとめ〜 「自分以外の文章・画像・動画をブログに記載する場合に著作権を考慮する」 「具体的には、引用を行う」 「引用を行う条件を満…

AIと人間

仕事中、ふと、「将来は病院の看護の領域にもAIが関わってくるかもしれない」という会話をききました AI artificial intelligence すなわち「人工知能」です AIと仕事の関係が、一躍、注目されたきっかけとなったのは下記の論文のようです THE FUTURE OF EMP…

雑談のはじまり

このカテゴリーには、日々の生活の中で、気になったことをとりとめもなく、記述していきます。

糖尿病療養指導

糖尿病診療をしていると、患者さんから様々な意見をきくことがあります。 その中で、自分なりに気づいたこと、実際に行ったことをつづっていきます。 極力、Academicな視点を用いて。

〜血糖値を診る〜

血糖を診る場合も、通常の”系統的診療”の原則は変わらないと考えます。 つまり、そのエッセンスは、 ○早期診断早期治療 ○緊急性と病態を意識する ことです。 医師になりたてのころは、血糖値がまったく”見えず”、どこに注目し、どう考え、どう行動していいか…

~診療は常に同じ流れで対応できる①生理学的病態学的アプローチの礎~

研修医になりたてのころ、いつも緊張の中にいたことを覚えています。 「本当にこれで、よかったか」 「しっかりと診療できただろうか」 「状態が悪くなったらどうしよう」 「見落としはないか」 学生の頃の知識はあくまで、紙の上でのこと。 いざ、目の前の…

ごあいさつ

医師となって、随分、月日がすぎました。 日々、疑問に感じ、まとめたものを公開します。 これまでも。これからも。 少しでも、誰かのお役に立てば、幸いです。