戸籍謄本と戸籍抄本〜謄と抄〜
・戸籍謄本;戸籍のすべて
・戸籍抄本;戸籍の一部
・謄は原本のまま、抄は一部という意味
先日、戸籍謄本・抄本をもらいに行った時に、どっちがどっちかわからなくなってしまいましたので、少し調べてみました。
戸籍謄本=戸籍の全てをうつしたもの
戸籍抄本=戸籍の一部をうつしたもの
漢字の成り立ちを理解しておくと、いざという時に間違えにくくなるかもしれません
謄;(音読み)トウ、(訓読み)うつ(す)
・・そもそも勝と同じで、朕という言葉が元にあるらしい。朕は「上(表面)に上がる」というイメージがあるので、勝は力で上にあがる、謄は言葉が表面にあがる、すなわち、原本の上に紙などをおいてうつしだすということから、原本を書き写すということになるらしい
抄;(音読み)ショウ、(訓読み)すく(う);
・・抄はテヘンに少ないなので、少しすくいとるという意味になるようです